(画像はイメージです。Photo:kungfupanda__chan)
2018年4月2日~8日を対象にしたメジャーの週間MVPに大谷翔平選手(エンゼルス)が選ばれた!
メジャーリーグ機構(MLB)が9日(日本時間10日)に発表したもので、メジャー1年目でさらに4月初旬の段階、23歳での選出は、日本人選手として史上最速かつ最年少というからすごい!
1973年にアメリカンリーグで週間MVP(Player of the week)が作られてから実に45年、投手&バッターの二刀流選手としては初の選出という快挙だ。
大谷選手は同期間中、打者として3試合に出場し打率4割6分2厘、3本塁打、7打点という驚異的な記録を打ち立てた。
投手としては8日(同9日)に7回1安打無失点、12奪三振で2勝目をあげる活躍。
2勝目の試合での空振り24は、なんと今季MLBの1試合での最多空振り数!
これらの記録づくしの活躍は日本でも大きく報じられている。
さて、そんな大活躍の大谷翔平選手が高校1年生時に作成したという花巻東高校の「目標達成用紙」通称「マンダラシート」をご存じだろうか?
大谷翔平選手の作成したシートの内容がすごいと話題です。
スポーツで勉強で、これは使える!
大谷翔平選手の目標達成用紙「マンダラシート」Twitterの声
大谷翔平が高校一年の時に立てた目標達成曼荼羅、めちゃくちゃいいなー。具体的で大きな目標をビジョンとして置いて、達成条件を丁寧に分解していかねば、と思う。 pic.twitter.com/9NBZAGDapt
— リッキー (@rikky_psyche) April 9, 2018
大谷が花巻東時代に書いた
目標達成のために必要な事を書いたシートが凄すぎる。こんなん高校生で書いたとか恐ろしいわ笑#クロ現 #大谷翔平 pic.twitter.com/EvJ1uF3tT3— k a z u m a (@kazutan_1220) April 5, 2018
↑大谷選手直筆でしょうか?? 字もキレイです!
大谷翔平選手が高校1年で描いた81マス目標達成表が凄い。「目標」は何か、その達成に「必要な事」は何か、そのために「何をやる」かを表にする。驚いたのは必要な一つに「運」がある。これどうすんだ?と見ると、挨拶、ゴミ拾い、審判への態度などを「やる」と決めている。これを続けて今があるのか pic.twitter.com/K9xJhtuYtW
— 樫田秀樹 (@kashidahideki) April 10, 2018
高校1年生にして、「運」にまで考えが及ぶというところもすごい。
挨拶、ゴミ拾い、審判への態度・・
運を味方につけるための努力すら怠らない徹底ぶりに、大の大人である筆者も鳥肌・・・
マンダラシートは花巻東高校佐々木洋監督が野球部に導入
花巻東高校佐々木洋監督はそれぞれの選手のピークを見極めるために、全選手を検査に連れて行き、肘のレントゲン写真を撮影。骨の先端にある骨端線をチェックし、骨端線が開いていれば、成長中、閉じている子は骨の成長が終わっているといった科学的な分析手法を用いているのだそう。
大谷選手は骨端線が開いていたため、同監督はピークは22才ごろと考え、指導方針を決定していったのだという。
そして、選手たちに「夢をかなえる方法」を指導する中で、もちいられたのが「目標達成用紙」の導入だ。
花巻東佐々木洋監督の指導法についてはこちら
→大谷を怪物にした花巻東高校の「目標達成用紙」(newspicks.com)
「目標達成用紙」をダウンロードできるサイトも登場!
縦、横3×3のマス目の中央に最終的に叶えたい「夢」を書き、夢をかなえるために必要な要素を周囲の8マスに記す。
すると72の「やるべきこと」と何のためにやるのか、が明確に可視化できるというしくみ。
もちろん手書きでも良いのだけど、キレイに作成したい!とか、チーム全体でやってみたい!という方はこちらでひな形のダウンロードもおすすめ。
見本として大谷翔平選手の書き込んだ内容が入っているので、分かりやすいですね!
目標達成用紙(マンダラート)のGoogleスプレッドシートつくりました。
書き方がわからない、という方はこちらに詳しいです!
★編集部より★
メジャーに二刀流で参戦するだけでもすごいのに、いきなりの大活躍!
その裏側には、夢を達成するために、具体的に何をすればいいのかを明確にして努力してきた、日々の積み重ねがあるんですね。
高校生の皆さん、今からでも遅くない!とりあえず「目標達成用紙」作成してみては??
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